こんにちは大伸開発 建設事業部の吉田です。
本日は最近普及してきているﾎ-ﾑｲﾝｽﾍﾟｸｼｮﾝ（住宅診断）について少しお話させていただきます。
ﾎ-ﾑｲﾝｽﾍﾟｸｼｮﾝとは比較的短時間で、可能な範囲目視で行う「一次診断」です。これは人間に例えた場合、病院での「健康診断」のレベルになります。
健康診断を受けた人は診断結果についてまず、医師からの説明を受け、経過観察が必要ということもあれば、精密検査が必要だとすすめられることもあります。そして、「二次診断」として精密検査を実施することになった人は、専門的な検査器具を用い、その分野の専門医にみてもらうことになります。
ﾎ-ﾑｼﾝｽﾍﾟｸｼｮﾝは、この最初の「一次診断」に相当します。
診断方法は基本的に、基礎・屋根・外壁・室内・小屋裏・床下などの劣化状態を目視で確認します。（軽微な機械も少し使用します）
主にどういう場合につかわれるかというと、中古住宅になります。住宅の購入前やご自宅を売却される場合にﾎｰﾑｲﾝｽﾍﾟｸｼｮﾝを行うことで、建物のｺﾝﾃﾞｨｼｮﾝを把握し、売る方・買う方が安心して取引を行うことができます。よく聞く話だと思いますが、中古住宅を購入したが、雨漏れや水道管の水漏れがしていたｹ-ｽや、床下に白蟻が発生していて構造材が腐ってしまっていたｹ-ｽさまざまあると思います。そのような事例もﾎｰﾑｲﾝｽﾍﾟｸｼｮﾝを受けた住宅でしたら建物の現状を把握した状態で購入することができます。（参考ですが、米国では州によって異なりますが、中古住宅取引全体の70％～90％の割合でﾎｰﾑｲﾝｽﾍﾟｸｼｮﾝが行われ、すでに常識だそうです。）
今後はこのﾎ-ﾑｲﾝｽﾍﾟｸｼｮﾝという言葉はお客様にもかなり知られていくかと思います。
当社でも、安心して中古住宅の購入・売却、居住中でも住宅診断を実施し建物の健康を維持されたい方にお役立ていただけるように、ﾎｰﾑｲﾝｽﾍﾟｸｼｮﾝ業務を行っており、ﾎ-ﾑｲﾝｽﾍﾟｸﾀ-（住宅診断士）も多数おりますので、お困りの際はお声かけよろしくお願いします。